宿たより
2025/05/30
次世代への継承と観光地☆
本日5月30日は「文化財保護法公布記念日」☆
1950年5月30日に文化財保護法が公布されたことにちなんで記念日として設けられました◎
このことがきっかけとなり歴史家や識者だけでなく、市民からも歴史的文化財の保護政策に関する抜本的改革を…!と望む声が多数挙がるようになったそうですよ(^^)
それから国宝保存法、重要美術品等保存法、史蹟名勝天然記念物保存法をひとつにまとめ、より内容を強化した「文化財保護法」が制定されました★
国宝や重要文化財を保護・活用するうえでの基本となる法律であり、国民の文化的向上、世界文化の進歩に貢献することが主な目的とされております◎
こちらの「文化財」とよく耳にする「文化遺産」、実は少し異なったものだということはご存知でしょうか♪
「文化遺産」とは、特定の地域や国家の歴史、文化、伝統を象徴する有形・無形の遺産を指します◎
これらはユネスコによって世界遺産として認定されることが多いですね!
国際的に保護されるべき価値があると認定されたものです◎
具体的には、歴史的建造物、遺跡、伝統的な祭りや工芸技術などが該当します👀
栃木県では「日光東照宮」「日光の社寺」が世界的にも有名な世界有形遺産として登録されておりますね(^^)
一方で、「文化財」とは歴史的、芸術的、学術的価値が高いと認められた物品や建造物、自然景観などを指すそうです☆
「文化財」は主に国内法に基づいて指定され、その地域や国の文化を象徴するものとして評価されていますよ◎
その価値に応じて国や地方自治体が保護しており、特に重要なものは「文化財保護法」に基づいてより厳重に保護されています♪
こちらにも有形文化財、無形文化財があり、さらに民俗文化財や埋蔵文化財、記念物といったカテゴリーもございます!
これらのうち、重要なものを重要文化財、史跡名勝天然記念物等として国が指定選定しており、これらは重点的な保護の対象とされております◎
「日光東照宮」の「陽明門」は、「文化財保護法」に基づいて、特に価値の高いものとして「国宝」の指定を受けた建造物です★
「陽明門」という名前の由来は京都御所にあるとされております♪
京都御所には12の門があり、そのうちのひとつである東の門「陽明門」からいただいた名前なのだとか◎
また、あまりの豪華さに「日が暮れるまで見ていても飽きない」ことから別名「日暮の門」とも呼ばれます☆
「陽明門」は間口約7m、奥行き約4m、高さ約11mある荘厳な門◎
1辺約10cmの金箔が24万枚 も貼られており、金と白のコントラストが美しいことでも有名です♪
また、「陽明門」には中国の故事に由来する聖人賢人、龍や麒麟などの霊獣、中国の故事を表したもの、遊んでいる子供たちの姿など 508体の精密な彫刻が施されており、それぞれに意味があるのだとか☆
例えば、「陽明門」の中で最も高い位置にある霊獣の彫刻の「麒麟」は、古代中国では獣類の長とされているもの◎
殺生を嫌う、穏やかで優しい性格の持ち主とされております(^^)
また、牡丹の花とともにある色彩豊かな「鳳凰」の彫刻♪
「鳳凰」は古代中国で鳥類の長とされる霊獣で、平和な時のみに姿を現す吉兆の鳥とされております◎
徳川家康公の思想や、平和と繁栄への願いが込められているという彫刻の意味を調べてご覧いただくと、感慨深いのではないでしょうか☆
「逆柱」という言葉を聞いたことがある方も多くいらっしゃるのかと思います(^^♪
陽明門には12本の柱があり、中国の堆朱のデザインなどによく見られる「グリ紋」といった文様が施されております◎
「満つれば欠ける」の諺により不完全な柱を加えて魔除けにしたのではと言われているそうですよ👀
そのため「魔よけの逆柱」とも呼ばれております!
この「逆柱」は陽明門を支える12本の内1本だけですので、ご参拝される際にはぜひ探してみてくださいね☆
「文化財保護法」の制定には”国や地域の歴史、文化を後世に伝え守っていく”といった想いが込められております♪
もちろん、ただ保護するだけではなく、先人の技術を次世代に活用していくといった目的もございます◎
文化財に関わるちょっとしたお話などを知ってからご来場されますと、また違った見え方ができるかもしれませんね(^^)
お立ち寄りの際はぜひ隅々までごゆっくりとご観覧ください♪
▼日光東照宮 公式HP
https://www.toshogu.jp/
1950年5月30日に文化財保護法が公布されたことにちなんで記念日として設けられました◎
このことがきっかけとなり歴史家や識者だけでなく、市民からも歴史的文化財の保護政策に関する抜本的改革を…!と望む声が多数挙がるようになったそうですよ(^^)
それから国宝保存法、重要美術品等保存法、史蹟名勝天然記念物保存法をひとつにまとめ、より内容を強化した「文化財保護法」が制定されました★
国宝や重要文化財を保護・活用するうえでの基本となる法律であり、国民の文化的向上、世界文化の進歩に貢献することが主な目的とされております◎
こちらの「文化財」とよく耳にする「文化遺産」、実は少し異なったものだということはご存知でしょうか♪
「文化遺産」とは、特定の地域や国家の歴史、文化、伝統を象徴する有形・無形の遺産を指します◎
これらはユネスコによって世界遺産として認定されることが多いですね!
国際的に保護されるべき価値があると認定されたものです◎
具体的には、歴史的建造物、遺跡、伝統的な祭りや工芸技術などが該当します👀
栃木県では「日光東照宮」「日光の社寺」が世界的にも有名な世界有形遺産として登録されておりますね(^^)
一方で、「文化財」とは歴史的、芸術的、学術的価値が高いと認められた物品や建造物、自然景観などを指すそうです☆
「文化財」は主に国内法に基づいて指定され、その地域や国の文化を象徴するものとして評価されていますよ◎
その価値に応じて国や地方自治体が保護しており、特に重要なものは「文化財保護法」に基づいてより厳重に保護されています♪
こちらにも有形文化財、無形文化財があり、さらに民俗文化財や埋蔵文化財、記念物といったカテゴリーもございます!
これらのうち、重要なものを重要文化財、史跡名勝天然記念物等として国が指定選定しており、これらは重点的な保護の対象とされております◎
「日光東照宮」の「陽明門」は、「文化財保護法」に基づいて、特に価値の高いものとして「国宝」の指定を受けた建造物です★
「陽明門」という名前の由来は京都御所にあるとされております♪
京都御所には12の門があり、そのうちのひとつである東の門「陽明門」からいただいた名前なのだとか◎
また、あまりの豪華さに「日が暮れるまで見ていても飽きない」ことから別名「日暮の門」とも呼ばれます☆
「陽明門」は間口約7m、奥行き約4m、高さ約11mある荘厳な門◎
1辺約10cmの金箔が24万枚 も貼られており、金と白のコントラストが美しいことでも有名です♪
また、「陽明門」には中国の故事に由来する聖人賢人、龍や麒麟などの霊獣、中国の故事を表したもの、遊んでいる子供たちの姿など 508体の精密な彫刻が施されており、それぞれに意味があるのだとか☆
例えば、「陽明門」の中で最も高い位置にある霊獣の彫刻の「麒麟」は、古代中国では獣類の長とされているもの◎
殺生を嫌う、穏やかで優しい性格の持ち主とされております(^^)
また、牡丹の花とともにある色彩豊かな「鳳凰」の彫刻♪
「鳳凰」は古代中国で鳥類の長とされる霊獣で、平和な時のみに姿を現す吉兆の鳥とされております◎
徳川家康公の思想や、平和と繁栄への願いが込められているという彫刻の意味を調べてご覧いただくと、感慨深いのではないでしょうか☆
「逆柱」という言葉を聞いたことがある方も多くいらっしゃるのかと思います(^^♪
陽明門には12本の柱があり、中国の堆朱のデザインなどによく見られる「グリ紋」といった文様が施されております◎
「満つれば欠ける」の諺により不完全な柱を加えて魔除けにしたのではと言われているそうですよ👀
そのため「魔よけの逆柱」とも呼ばれております!
この「逆柱」は陽明門を支える12本の内1本だけですので、ご参拝される際にはぜひ探してみてくださいね☆
「文化財保護法」の制定には”国や地域の歴史、文化を後世に伝え守っていく”といった想いが込められております♪
もちろん、ただ保護するだけではなく、先人の技術を次世代に活用していくといった目的もございます◎
文化財に関わるちょっとしたお話などを知ってからご来場されますと、また違った見え方ができるかもしれませんね(^^)
お立ち寄りの際はぜひ隅々までごゆっくりとご観覧ください♪
▼日光東照宮 公式HP
https://www.toshogu.jp/