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宿たより

2024/03/16

つるし雛の云われ◎

皆さまは「つるし雛」をご存知でしょうか☆
「つるし雛」はたくさんの小さな人形をつるして飾る雛飾りです♪
当館では現在「館内雛めぐり」を開催しており、館内に「つるし雛」も展示しております♪
また、現在開催中の館内春休みイベントのひとつ、館内ラリーも「つるし雛」をテーマにしました☆
本日はそんな「つるし雛」の云われについてご紹介いたします◎

◆「つるし雛」の由来
「つるし雛」が始まったのは、江戸時代とされています!
当日一般の家庭では雛人形はとても高価なもので、なかなか手に入らなかったとか。
それでも、生まれてきた子どもの幸せを願う気持ちはみんな同じ☆彡
そこで、赤ちゃんのお母さんやおばあちゃん、叔母さんや近所の方などが小さな人形を作り、持ち寄って作られたのが「つるし雛」の始まりとされています◎
たくさんの方の想いが詰まった素敵なお雛様だったのですね(^^)

◆「つるし雛」の種類
つるし雛に吊るされる様々なモチーフには、実はそれぞれに意味や願いが込められております◎
その一例がこちら☆
◇桃
桃には魔除けの力があるとされており、邪気を払い、延命長寿の意味が込められています。
また、果肉が大きく、実がたくさん実ることから、「子宝に恵まれる」という意味もあるとされます。
◇唐辛子
虫除けの効果があり、「赤ちゃんに悪い虫がつかないように」との意味があります。
◇猿っ子
さる(去る)にかけて、「厄や災いが去るように」という意味が込められています。
◇柿
柿には栄養、滋養があり、長寿の木と言われていることから、子どもの健やかな成長を願って飾られます。
また、福や幸せを”かき”取るとも言われます。
◇這い子人形
這い子人形とは、赤ちゃんがハイハイしている姿のお人形。
「たくさんハイハイをして、元気に育ちますように」との願いが込められています。
◇花
「子どもが花のように可愛く育ちますように」との願いが込められています。
◇太鼓
祭り事には欠かせない、おめでたい鳴り物。
太鼓の音で悪を払い、服を呼ぶとされています。
◇うさぎ
赤い目のうさぎは、魔除けや病気を治す力があると信じられていました。
「災いや病気から身を守るように」との願いが込められています。
◇鶴・亀
「鶴は千年、亀は万年」と言われるように、どちらも長寿の象徴です。
「健康で長生きしますように」との願いが込められています。
◇ふくろう
「福を呼ぶ、苦労しないように(不苦労)」との意味が込められています。
◇手毬
お正月に飾る縁起物であり、子どもの遊び道具でもあります。
丸々と円満で心豊かな暮らしへの願いが込められています。
◇三角布団
昔は香袋、屠蘇袋、薬袋などが三角だったため、「病気に無縁でありますように」との願いが込められています。

いかがでしたでしょうか(^^)
「つるし雛」の様々なモチーフには、それぞれに子どもたちの健康や長寿、幸せを願う意味が込められているのですね☆彡
それぞれに込められた意味を知ることで、よりじっくりと「つるし雛」をお楽しみいただくことができるのではないでしょうか♪
本日ご紹介した以外のモチーフもありますので、調べてみると面白いかもしれません☆

当館では、秀峰館6階 ティーラウンジ「水季」前や秀峰館3階 イザベラバード広場などに「つるし雛」を展示しております◎
「つるし雛」を含めたお雛様をご覧いただける「館内雛めぐり」は3月31日まで!
期間中ご来館のお客様は、華やかで豪華絢爛な雛人形はもちろん、子どもたちへの深い愛情と思いが込められた「つるし雛」にもぜひご注目ください(^^♪

▼館内雛めぐり 詳細はこちら
https://www.asaya-hotel.co.jp/images/pdf/hinameguri2024.pdf
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